最低賃金上昇と103万円の壁

 最低賃金がどんどん上がっていて、特に東京、神奈川では1,000円を超えている。

 最低賃金の上昇前から、首都圏のバイト時給はどんどん上がってきているようで、学生から次のような質問があった。なぜ時給は上がっているのに、103万円の壁はあがらないのか、と。

 確かに、と思わされる質問だった。時給は上がっているので毎月稼げるようになったけれども、結局扶養をぬけるわけにはいかないので、103万円まででやめないといけない。

 10年前の東京都の最低賃金を調べてみたら821円だった。それが2019年には1,013円となり、2割以上上昇している。

 単純に考えて同じ100万円を稼ぐには10年前より2割も短い時間で稼ぐことが可能になったということだ。同じだけ働いてしまうと120万円稼げてしまう。

 以前より楽に稼げるようになったのなら、あいた時間で他のことをすればいいのでは、とも思う。ただ、東京の学生の感覚としてはとても103万円では足りない、というような話だった。確かに、10年前はまだスマホもそれほど普及していなかったし、現在の学生の方がお金が必要なのだろう。
 
 103万円の壁、というのは配偶者は別にして長らく改正されていない。学生アルバイト、という労働力確保のためには、この点についても考えるべきなのかもしれない。

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