インドでは高額関税とのことですが日本ではiPhoneの輸入には関税不要です。

iPhone12が発表されて発売が待てない、という方も多いのでは。

このiPhone関連で気になるニュースをみかけました。

インドではiPhoneを購入するのに相当な税を負担する必要があるとのこと。

インドでiPhone12proを買うと5万円以上の税負担?

インドでiPhoneを購入する場合にはかなりの税負担が必要。
iPhone12proの場合、税込価格は119,900ルピーですがその内36,612.98ルピーが税金だとされています。

 iPhoneMania:インドのiPhone12シリーズ購入者、高額な税金を払う必要あり

税の内訳は、関税が税率22%で18,323.15ルピー、Goods&ServiceTAXが18%で18,289.83ルピーとのこと。

Goods&ServiceTAXは日本でいう消費税のようなものです。

119,900ルピーは大体172,000円程度でそれに含まれる税36,612.98ルピーは大体51,973円とのことですから税抜きにすると大体12万円です。
それでも日本の税抜価格106,800円よりは高いですね。

iPhone12proを一台買うと5万円以上の税負担、ということになります。

為替の問題やらいろいろありますから比較は難しいですがインドで買うiPhoneは相当高そうです。

日本ではどの程度の税が含まれるのか

日本でiPhoneを買うとどの程度税を負担することになるのか。

インドの場合、関税が22%課税されているようですが日本ではiPhoneに関税はかかっていません。

この「輸入統計品目表(実行関税率表)」で現在の関税率を確認できますが携帯電話の関税は次のように無税となっています。

インドと違い関税がそもそも課税されていないのでiPhoneの小売価格には関税は含まれていません。
これは個人輸入した場合も同様で、海外版のiPhoneを個人輸入したとしても関税が課税される、ということはありません。

iPhoneは食品等の軽減税率対象商品ではないため消費税は10%課税です。

iPhone12pro128GBは税抜き価格106,800円ですから消費税は10,680円です。

日本でiPhone12proを購入するときに負担する税金はこの消費税10,680円だけとなります。

税込価格でも117,480円で、インドは約17万円でしたからインドと比べるとかなり安いですね。

iPhone以外のスマホも輸入関税はかかりません。

携帯電話機の関税は無税、とされていますからiPhone以外のスマートフォンを個人輸入しても関税はかかりません。

消費税は輸入でもかかりますが、高額な関税が課税されてスマホを輸入したら思ったり高い、ということはないはずです。

また個人輸入の場合、輸入消費税は海外小売価格の6割の10%、ですから10万円のスマホを輸入しても消費税は6,000円ですみます。

送料やら手数料やらありますから輸入すると安い、というものでもないですけど。

技適の問題はありますが、税負担で海外製のスマホが気軽に買えない、ということは日本の場合はありません。

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