マイナポータルで自分の税情報を確認

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるように申し込んだ際に、自分の税情報の照会もやってみました。

マイナポータルでは国や地方公共団体がもっている自分の情報を確認することができます。

その中の一つの「税情報」についてどんな情報が確認できるのか、実際にやってみました。

マイナポータル・あなたの情報から請求・確認

健康保険証の利用登録もマイナポータルのトップからでしたが自分の情報照会もトップからです。

トップ画面で下にスクロールしていくと「あなたの情報」があります。
ここをタップすると自身の情報の請求や照会が可能です。

「1」と表示がでているの1件通知あり、ということです。

申請、表示画面はスマホ非対応PC表示

トップ画面はスマホ対応でしたが「あなたの情報」画面はスマホ対応していないようです。
スマホでアクセスしていていても次のようにPC表示となってしまいます。

マイナンバーカードの認証必須なため恐らくスマホでアクセスされる方が多いのでは、と思います。
ここは改善してスマホ対応してほしいところです。

「あなたの情報を確認する」というところで自身の確認したい情報の分野や、対象日を設定します。

私は8/8に税情報の全てを確認したい、と申請し8/11の朝閲覧可能になったとメールがありました。

現状確認可能な税情報は住民税情報のみ

確認結果を表示する、の閲覧可能をタップするとこんな画面へと進みます。

ここで特定個人情報等のところの長い青文字をタップすると自信の税情報を確認可能です。

行政機関等に愛知県名古屋市と表示されているように、ここで確認できる情報は個人住民税の情報です。

今年、令和2年の6月に納付書や課税通知が送付されてきた分の情報が表示されます。

総所得金額からはじまって様々な情報の一覧が確認可能です。

というか自治体に登録されている所得金額、控除額等が網羅的に表示されます。

要点のみを抜き出して、ではなく一覧表示です。
この画像は表示された画面のスクロールした下半分ですが、こんな感じでえんえんと表示がつづいています。

なお、一番右下に「ダウンロード」とあります。
この表示された情報をPDFやcsv等でダウンロード可能です。

スマホの画面でみているだけではよくわからないと思います。
スクロールするだけでも大変、という情報量ですから。
ダウンロードして印刷等した方が確認しやすいかなと思います。

平日であれば情報表示は早いです

8/8申請で8/11に閲覧可能となったため、データの処理に時間がかかるんだな、と思っていました。
しかし自治体にもよるそうですが平日であれば当日中に閲覧可能なようです。

実際、2019年度の税情報を今日確認してみたところ数分で世田谷区からの情報が表示されました。

また、他の保険や年金情報等も今日確認してみましたが、こちらも名古屋市から数分で情報が表示されました。

データさえあればすぐに表示してくれそうです。

ログアウトするとデータはリセット

表示した情報はログアウトすると自動で削除されます。
セキュリティ保護の観点からとのこと。

私の税情報も一度ログアウトした後もう一度ログインしてみると閲覧できなくなっていました。
ただ、表示画面からPDFやcsvでダウンロード可能なので必要ならダウンロードして手元においておきましょう。

まとめ・現状は使い道が難しい

マイナポータルから確認できる税情報とはどんなものかと確認してみました。

今マイナポータルから確認できる税に関する情報は住民税の課税情報だけです。
住民税の課税情報一覧を確認することができます。

ただ、納税状況や自分の住民税が給与天引(特別徴収)なのか、納付書払(普通徴収)なのか、といった情報は確認できません。

課税根拠が確認できることも大事ですが、実際の納税額や納付状況等の方が確認したいという方は多いのでは。
今確認できる情報も大事な情報ですが、じゃあ一般的にどう使うのかといわれるとなかなか難しいです。

マイナポータルは広く一般に使われる、というか使ってほしいものなのでしょうから、情報の内容にしろ、見せ方にしろ、もう少し一般の方にも身近でわかりやすい表示をしてくれたらいいですね。

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