デジタル課税・アメリカがおれて前進?
デジタル課税問題、GAFAといった巨大IT企業をかかえて他国に課税させたくないアメリカが国際ルールづくりに積極的ではありませんでしたが今度こそ前進するかも、です。
アメリカは「セーフハーバー」を提案してきていました。
これはざっくりいうと、企業側がデジタル課税を受け入れるかどうか選択できる、というルール。
それではデジタルルールをつくっても骨抜きになる、と批判がありましたがまさに、です。
そのセーフハーバーの提案を取り下げる、ということで、それなら議論が前進するのでは、と。
ロイター:デジタル課税、米が「セーフハーバー」提案取り下げ 合意へ前進
アメリカがこれを取り下げても落とし所をどこに考えているのかがみえないのでどうなるのかはわかりませんが、早く前進してすっきりするといいですね。
これまでの常識だった拠点地課税から全く違うルールが導入されるわけで国際ルールが本当にできるのか、できたとして守られるのか、色々と興味はつきない、と。
税理士の実務にはあまり関係ないですが。