月刊税・地方税判例年鑑執筆しました。

今日発売、月刊「税」令和3年3月号別冊付録、令和元・2年分地方税判例年鑑を共同執筆しました。

ぎょうせいオンライショップ 月刊「税」令和3年3月号

 令和元年10月頃から令和2年10月頃までの地方税に関する裁判例で注目すべき事例を取り上げ解説しています。

 地方税は固定資産税のように自治体が税額を決定して課税する、という税が多いです。

 所得税の確定申告では納税する側が自分で納税額まで計算して申告し、納税をします。期限に遅れたり、計算が間違っていたりするとペナルティがあるため皆遅れないように間違えないように今一生懸命やっているわけですね。

 それが地方税の場合は納税する側では計算せず、自治体が計算するものが多い、ということです。計算する自治体側のミスは許されないわけですが人のやることですから単純なミスもありますし、法律解釈の問題もでてきます。

 そういった関係で地方税に関する裁判は国税に関する裁判とはまた違った点が争いとなることが多くなります。その中でも注目事例を集めた毎年つくっている年鑑です。定期購読以外ではなかなか入手しずらい雑誌ではありますがよろしければぜひ。

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