税を考える週間
国税庁は、毎年11月11日から17日を「税を考える週間」としている。
この時期には集中的に広報活動が行われ、主要駅でビラが配られたり、税理士会もイベントで無料納税相談を行ったりしている。集中的な広報活動も必要であるし、様々なところで取り上げられて意義は大きい。
たぶんこの一週間でチラシやポスター等を見る機会は多いと思うし、目に入れば、税について意識する人も増えるはず。ドアラも「税を考える週間」協賛愛知県横断税務広報活動を行っていたみたいだし。
ただ、大学でおしえていると、これまで税について知る機会はほとんどなかったという話をよくきく。私自身も今は偉そうに教えているけども、働き出してこの業界に入るまで正直全く知らなかった。
大規模な広報活動とは別に、大人になるまでに所得税等身近な税の基本的な仕組みを知る機会を設けるべきなんだろうなと思う。義務教育で教えるには少し早いのだろうか。