祝iPhone12発売・appleはチップの自国生産と引き換えに税優遇を要求

iPhone12が昨日無事に発売されました。

新型コロナウイルスの影響で例年のようなお祭り騒ぎはなかったようで。

ライトニングを廃止してUSB-Cになっていたら久しぶりにiPhoneを買ってみようかと思っていましたが残念ながらライトニング継続、ということでiPhone12は見送るつもりです。

ただapple自体は絶好調で、年内にはappleシリコンを搭載したマックも発表予定とのこと。

マックのチップもappleシリコンへ

これまでマックは大半のWindowsと同じくインテルを使っていましたが徐々にappleシリコンに変更していくようです。
Windowsとの互換性がどうなるのか気になりますが脳みそ部分まで自社でつくってしまえるのですから強いわけです。

appleはGAFAに数えられるほどの超巨大企業となりました。

そのappleが製品をどこの工場で生産するかは大きな問題です。
中国工場で生産されているのでは米国にお金がおちませんから国としては面白くありません。

しかしappleとしても米中貿易摩擦で中国製品には関税をかける、となってしまうとそれはそれでうまくありません。
関税リスクというのはある日突然に、ということもあり得ますから中国に限らずそういったリスクのある国での生産は避けたいところでしょう。

チップ製造を税優遇の交渉材料に

こういった背景もあってもか、appleはチップ製造を米国内にすることを条件に税優遇を求めているようです。

 Apple、「米国内でのチップ製造」で税控除を政府に要請

記事によると現在、チップは台湾で製造されているようですが台湾は中国以上にカントリーリスクが高まっているともいえます。

台湾で安く製造することをやコストのかかる米国で製造する代わりに税金面で優遇してほしい、ということですね。

どの程度の優遇を求めているかわかりませんが米国内で仕事がうまれることになるので程度によってはWINWINといえるかもです。

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