令和元年分から確定申告書の様式が変わりました。でもネットで作成する分には意識する必要なしです。
平成31年分、令和元年分から所得税の確定申告書様式が変更となりました。
いろいろと解説等されていますが、実は国税庁のホームページを利用して作成する分には様式変更を意識する必要は全くありません。システムにそって入力していけば勝手に申告書ができあがってしまうからです。
国税庁ホームページのトップに令和元年分確定申告特集のバナーがあり、それをクリックすると特集のページに行くことができます。
特集ページに行くと、右下に確定申告書の作成はこちら、というバナーがありますので、今度はそこをクリックします。
そこをクリックすると、確定申告書作成コーナーのトップにいくことができます。そこには作成開始、というボタンが大きくでていますので、そこをクリックして画面の指示に従ってすすめていくとあっという間に申告書の作成が完了します。
ただ、源泉徴収票をはじめとした様々な必要書類の準備等は必要です。何が必要かもわからない、という方も一度試しに作成コーナーをさわってみるといいと思います。
試しに作成してみることも可能ですし、ヘルプ等も充実しています。令和元年分の申告書は1月6日から作成可能となっていますので、資料集め等を本格的に始める前に一度仮の数字で申告書をつくってみると、気づきがあるかもしれません。
このシステムは電子申告にも印刷して紙による提出にもどちらにも対応しています。税金計算の仕組みも一度計算の流れをおってみると理解できると思いますので、ぎりぎりではなく、余裕をもって一度さわってみることを多くの方におすすめします。
なお、外国税額控除等にも対応していますので外国株式に投資を行っているけれど外国税額控除がめんどうだ、という方にもおすすめできます。とにかく一度さわってみてください。
税理士の仕事が減る、というよりは簡単に自分で計算できる範囲の申告は税について理解する、というためにも多くの方が自分でできるようになるといいと思っています。