コロナ行列対策のためお酒に70%の高税率・税には色々な使い方がありますね。
読売新聞オンライン5月5日の記事に「インド、酒類に70%の「特別コロナ税」…販売再開後の行列減狙う」という記事がありました。
新型コロナウイルス対策の一環で、インドでは3月下旬から酒類の販売が停止されていたそうです。
それが緩和されて一部酒類の販売が再開されたところ大行列となってしまい、閉めざるをえないお店もあったとのこと。
こんな状況をなんとかするため、そしてコロナウイルスによって経済活動が停滞し減ってしまった税収をうめるため、小売価格の70%という高税率の特別コロナ税を課した、という流れです。
単純にお酒の価格が1.7倍になるわけで、それならコロナ税が終わるまで我慢する人もでてきそうですね。
それにしてもインドは行ったことないですがこんなにお酒好きというイメージはなかったです。
ただお酒の販売禁止、というのは経験したことがないです、日本でもお酒の販売を禁止したら販売再開日はやっぱり行列になっちゃうかもですね。
税には様々な機能がある、と言われていますがインドでは行列抑止のためにお酒に高税率をかけました。
お金が絡むと人の行動は変わりますからこういう使い方もある、ということです。
日本で同様の趣旨というと、たばこ税があります。健康増進のため上げるべき、という主張です。
それにしても日本では行列防止のためにピンポイントで税を課す、上げる、なんていうここまで思い切った税の使い方は難しいでしょうね。