パワーポイントで動画作成・簡単ですが何事も確認が大事
新型コロナウイルスの影響で大学の講義も前期はオンラインでとなりました。
明治学院大学の場合、ZOOMやteamsでの講義も可能、でしたがトラブル防止のため講義動画を作成しみてもらう、という方法でやっています。
パワーポイントに動画をのせるのは簡単
普段から講義はパワーポイントのスライドをプロジェクターでうつしながらやっていました。
そのため、講義動画もこれまで使っていたパワーポイントをベースに作成しました。
パワーポイントに動画をのせる方法は簡単でした。
流れとしてはスライドにあわせて動画又は音声を記録する。
記録した動画、音声つきのスライドショーを動画で出力。
以上です。
すでにスライドができている場合には、スライドをみながら話していくだけで講義動画をつくることができ、とても助かりました。
スライドをすすめるタイミングと動画の収録
まずはスライドをすすめるタイミングと動画の収録を行います。
動画は必要ない、という場合には音声だけの記録も可能です。
まず、ファイルからエクスポートへすすみます。
エクスポートの中にビデオを作成、という選択肢があるのでそこを選択します。
そうすると下記のような画面になるので「記録されたタイミングとナレーションを使用する」を選択です。
ここに、タイミングとナレーションの記録、があります。
こちらをクリックすると録画画面へとすすみます。
記録画面はこんな感じです。
右下にカメラの画面がでています。
記録後に動画のサイズや位置は変更可能です。
黄色丸で囲った三つのアイコンで音声を記録するか、動画を記録するか、カメラプレビューを表示するか選択します。
右の人マークはカメラプレビューのオンオフ
真ん中のカメラマークはカメラのオンオフ、これをオフにすると音声だけの記録になります。
左のマイクマークはマイクのオンオフ、カメラもマイクもオフにするとスライドをすすめるタイミング記録することになります。
左上の記録ボタンを押して録画スタートです。
録画しつつ画面右の矢印ボタンをクリックすると次のスライドへうつります。
このスライドを次へうつすタイミングも記録されていて、動画で出力するときにはそのタイミングでスライドもうつっていきます。
録画や録音にミスったら右上のクリアボタンです。
これをおすと今表示しているスライドの録音だけ消去するか、全ての録音を消去するか選択できます。
1スライド毎に録画、録音できるので落ち着いて録画可能です。
記録が終わったら動画でエクスポート
動画や音声、スライドのタイミング記録が終わったらもう一度エクスポートに戻ります。
次の画面です。
ここで画質を選択して、記録されたタイミングとナレーションを使用する、としてからビデオの作成ボタンをおします。
後は保存先を選択するだけです。
動画の作成だからか思ったより時間はかかりますが作業はこれで完了です。
これまで動画をつくる、という経験がなかったのでどうしたものか、と困りましたがスライドが出来てしまっている状態であれば動画作成は簡単でした。もちろん、見栄えを考えたりすればもっと違うやり方があるのかもですが、とりあえず動画初心者としてはパワポでも簡単に動画がつくれますよ、ということで。
簡単ですが、チェックは大事
簡単に動画がつくれて助かった、と思っていたのですが先週失敗してしまいました。
25スライドあるパワーポイントに音声を記録、その後動画をつくったのですが、何故か最後の3スライドに音声がのっていない動画が出力されてしまっていました。
動画をみた方から指摘されるまで全く気がつかず恥ずかしい話です。
同じファイルからもう一度動画を作成してみたところきちんと最後まで音声がのる動画が出力されたので、たまたま動画出力中に負荷がかかる等してうまく動画作成されなかったのだと思います。
こういったことがありえますから、何事もチェックが大事ですね。
普段の申告書作成等は必ず作成後にチェックしますが動画は出力後の確認していませんでした。
音声が途切れた分の動画をもう一度作成しましたが、今後はきちんとチェックしてからアップしたいと思います。