自宅でコーヒー焙煎・煎り上手購入しました。
コーヒーが好きで色々と豆を買ってきては挽いていれています。
ここから一歩進んで何かちょっと新しいことをやってみたい、と思っていました。
色々と調べていると、どうもコーヒー豆は生のまま買うこともできるらしい。
そして焙煎も自宅でできるらしい、と。
焙煎はフライパンや鍋でもできるようですがテクニックが必要とのこと。
本格的な焙煎器はけっこう高く、場所もとります。
何かいいものがないかと探していたところ煎り上手、という手軽な焙煎器をみつけました。
コーヒー豆を左側の箱にいれて火にかけ、ひたすら直火でふる、という単純なものです。
単純なものですがよく考えられていて、このように持ち手がかなり長いため直火にかけても手は熱くないです。
箱の中は下の写真のように真ん中にくぼみがあり、豆をいれてふっているだけでちゃんと豆が満遍なく焙煎されるようになる、とのこと。
焙煎は確かに簡単で煎り上手に豆をいれ火にかけしばらく振る、これだけです。
当然うまく焙煎できるかどうかは腕しだい、ということになりますが。
ただ、初めての焙煎でもそんなにムラもなく、そこそこ美味しくできましたのでとりあえず楽しむ分には簡単じゃないかなと。
ポイントは豆の色をみるのではなく、音をきくこと、です。
煎り上手は上に穴が開いていてそこから中の豆の様子をみることができます。
どうしてもそこが気になりますがまずはそこではなくコーヒー豆がはじける音をきく、というのが初心者ポイントですね。
音をきいてパチパチと音がしたら1ハゼ、ここで終えると浅煎り
もう一度パチパチと音がしたら2ハゼ、ここまできて終えると深煎り
この間だと中煎り
大体の目安はこんなところとのこと。
つまり一度はパチパチと音がするまで待たないと、ということです。
それが待ちきれず色がついてきた、いい香りがしてきた、と素人考えで焙煎をとめたら大失敗でした。
初焙煎は意外といい感じ
私の初焙煎は試しに20gから。
ちゃんと豆の音をきいて、最初にパチンパチンと豆がはじける音がなりだしたところで火からおろしました。
そうしたときの出来上がりがこちらです。
いわゆる1ハゼというところですぐ止めたので浅煎りだと思いますが、挽いていれてみたところちゃんとコーヒーになっていました。
右が焙煎前の生豆で左が焙煎後です。
水分が飛ぶ関係で焙煎後の方が重さが減るようです。
その後ミルで挽いたものがコチラ。
ちゃんとコーヒーになっていて感動しました。
焙煎直後の豆はコーヒーらしい香りはあまりしませんが、挽いてみると一気にいい香りが広がります。
そして淹れたコーヒーがこれ。
初自家焙煎珈琲の感動で美味しく感じましたね。
浅煎りだからか酸味強めのコーヒーでした。
2回目は失敗・音をきかずに火からおろしたのが敗因
二回目に焙煎したときは音をきく、というのをすっかり忘れ豆の色を気にしてしまいました。
煎り上手は上に穴があいていて中がみえるためどうしても気になってしまいます。
2回目という慣れもあってか音をきく、ということが完全に頭から抜け落ちていました。
そして、豆の色が濃くなり始めたな、と思ってすぐに火からおろしたのがこちらです。
あらためて写真でみると全然色も薄くちゃんと焙煎できていないのがわかるのですが、このときはとりあえずできたと思い挽いていれてみました。
ちゃんと焙煎できていないため豆はとんでもなく固いまま。
ミルで挽くのも大変でした。
当然いれてみても全然コーヒーは抽出されず、薄茶色のお湯ができただけでした。
仕方がないのでもう一度煎り上手にいれて焙煎し、そのときはちゃんと音をききました。
パチパチと音がした後に火からおろすとこんな色に仕上がりました。
浅いですがちゃんと焙煎できたようで挽いていれてみると今度はちゃんとコーヒーでした。
失敗も楽しい・いい趣味になりそうです。
お店で買ってきた豆より自宅で焙煎した方が美味しいよね、といえるようになるには相当かかりそうです。
それでもこのひと手間がとても楽しいものでした。
いいものを買ったと思います。
食べ物ですから無駄にはしないようにしたいですが、失敗も楽しく。
生豆は焙煎した豆と違い日持ちも相当するようなのでゆっくり色々と楽しんでいきたいです。