名古屋のお月見団子はしずく型

昨日、10月1日は中秋の名月、十五夜でした。

十五夜といえばお月見、お月見団子ですがお月見団子ってこんなイメージですよね。
丸いお団子が三盆に積まれている、実際にみることはあまりない気がしますが定番のイメージだとこれだなと。

実際、いらすとやさんでお月見団子で検索してでてきたのがこの画像ですからね。

名古屋のお月見団子は丸くない

それが、名古屋のお月見団子はちょっと違って「しずく型」です。

しずく型って?となるかもですが、昨日、近所の和菓子屋さんで買ってきたお月見団子がコチラ。

端午の節句にいただく「ちまき」の中身みたいですね。

味は名古屋名物ういろうのような感じです。

しずく型は里芋の形から

なんでこんな形になったのかですが、名古屋周辺では十五夜お月様を芋名月、といもいいます。
昔は里芋をお供えしていて、お団子がしずく型になったのは里芋をお供えしていたからきているとか。

そういう風習からか、うちでは十五夜に里芋の煮物とお月見団子をいただきます。

お月見団子ひとつとっても地域性があるものです。
和菓子屋さん、というのも減ってしまって百貨店までいかないとこういうお菓子も買えなくなるかもです。
できれば残っていってほしいですね。

里芋に煮物とあわせて子供にも伝えていければなと。
昨日はきれいに晴れてくれて名古屋城も満月もきれいで気持ちいい夜でした。

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