深煎りに挑戦・煎り上手

煎り上手、という焙煎器を先日購入しました。

生豆をいれて火にかけてゆすっているといい感じに焙煎できる、という代物です。
とても気軽にできて簡単なのですがその分焙煎の仕上がり具合は扱う人間の腕によるところがかなり大きくなってます。

一緒に購入した生豆を何度か焙煎してみましたが焦がさないようにおっかなびっくりで浅煎りにしかできていませんでした。

特に、一度はあまりに早く焙煎をやまてしまい全然焙煎できていない、ほぼ生、という状態でした。
もう一度焙煎してちゃんと飲めるようにはなりましたが。

コンロの関係でうまくできなかった部分もあったのでそれを改善して深煎りに挑戦しました。

センサーコンロは焙煎にむいていない

焙煎何度か試しましたが結構時間がかかりました。
大体50gで12,3分はかかってます。

説明書には3,4分で焙煎できる、火加減は中火で煎り上手に火の先がかかるかどうかくらいで、と記載されています。
ですがガスコンロにセンサーがついていて空焚きと認識してしまうのか焙煎しているとすぐに火が小さくなってしまいます。

つまり極弱火、でしか焙煎できていなかったんですね。
それで本来数分で終わるはずの焙煎が10分以上かかってしまっていたと。

あえて弱火でじっくり焙煎される方もいるようですがまずは説明書通りにやりたいなと。
解決策はセンサー無しコンロを使うこと。
買う前の検討段階からわかっていたことだったのですが手を抜いてしまいました。

センサー無しコンロを別に用意するのは大変ですがカセットコンロならあります。
そういうわけでカセットコンロを使って深煎りに挑戦してみました。

5分で深煎り完成・火加減には注意

カセットコンロはいいですね。
ちゃんと設定した火加減でずっと火をだしてくれます。

カセットコンロで焙煎してみたところあっという間にパチパチと音がしだしました。
深煎りにするためそのまま火にかけ続けると5分くらいでこれまでとは比較にならないくらい黒く仕上がりました。

右が深煎りに仕上げたつもりのものです。
左にある弱火で焙煎したものとは全然違います。

深煎りにするとかなり油分がでてきます。
タッパーにもあっという間に珈琲の油分がついて白くなっていました。

アップの写真がこちら

かなり黒光りしていますね。

弱火で焙煎していた浅煎りのものがコチラ

同じ豆とは思えません。

香りも全然違い、深煎りの方はかなりムワっと「珈琲」という感じの強い香りです。

焙煎度によって味は全然違う・わかってはいたけど面白い

浅煎りで仕上げたものは酸味強めの味でしたが深煎りにしたものはかなり苦くなりました。

正直焦げ味かな?と思うほどで、もしかしたらちょっと煎りすぎたのかもしれません。

ただ、焙煎度によって味は変わる、とわかってはいましたが実際に同じ豆で比較してみてこれほど変わるとは。

美味しく焙煎できるようになるにはかなりの修業が必要かなという感じですが楽しめそうです。

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