イートイン脱税について
イートインで食べることを正直に申告するかしないか、がイートイン脱税というちょっと強めの言葉で話題となっている。
私は2%得した、と思うより、2%払わなかったということが気になって気になって、という性分なので正直に申告している。2%ごまかして食べるものは美味しいのだろうか。
ただ、そもそもお店によっては確認をしていない、という場合もあったりなのでなんともいえないところもある。きかれてもいないのに、イートインするので10%にしてください、というのも気恥ずかしい。結局のところ、今の制度ではお店と消費者と双方のモラルの問題だ、ということになるんでしょうね。
軽減税率はできれば今からでもやめてほしい、というのが税理士としての本音だけれども、軽減税率を導入する以上、通常税率と軽減税率の境目は必ず問題となる。今の制度ではイートインが大きく話題となっているが、どこで線引きしても似たような問題となったと思う。微妙なところはモラルやらなにやら絡んでくるので、税の実務上は、ちゃんとしている事業者についてはそんなに問題としないでほしいなと思うのが正直なところ。