隔月で担当させていただいている中央経済社「税務弘報」実務に役立つ判例研究の原稿、2月号分を執筆しました。
地方自治体の長が、長として知った住民の滞納情報を漏洩していた、という事案です。
そのような立場にある人間が、簡単に滞納情報を漏らしながら無罪を主張した、という点も驚きですが、その自治体ではいまだに納税集金袋をつかっている、という点も驚きでした。
正直、私は実務ではみたことがありません。
キャッシュレス納税の話もあれば、集金袋であつめているような話もあり、地方税の世界は本当に地域によっての差が激しく、一律には語れないな、と感じる事案でした。